箱庭

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レモネード

2013/08/19(Mon) 22:52
レモネード





萎れた花の奥に残る夢まで
貪っても
いつもの部屋の隅に
いつもの西日が射している
外へ向かいたいの
だから私は
とどまる足を切り捨てた
ぴくりともしない
きっともう死んでいた
私をどこへも連れださない
用なしの足

ニュースが流れてる

《 連日の猛暑で
ひまわりも枯れるのが早いそうです。
それでも陽を目指しています。
健気な花に元気をもらいました。 》

ああ、そうか
用なしは足じゃなかった
おもむろに胸を引き裂き
腐った性根を引きずり出して
ちりぢりにしてやった

断片の心がぴくぴくしてる
――しまった、まだ生きていた
崩れていく平衡の景色に
テーブルの上の檸檬が横切る

レモネード、飲めなかったよ

柑橘系が似合う季節よねって
昨日女友達と話して衝動買いした
有機檸檬だったのに

さっき舐めたひとしずくの夢が
今頃、はじまる

西日は窓から流れていった
外へ出たらまずレモネードを飲もう



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夏を食む

2013/08/19(Mon) 00:12
夏散歩5

遅咲きのきみを横目に
奥歯では、夏の味。

夏散歩2

風は少し重たくて
それはきっと、

人の内側には、やさしい。

夏散歩

朽ちた枝の匂い。
蝉が鳴く、鳴く、
弔うみたいに聴こえたからやっぱり私は
つくづく人なのだと思う。

「それは人の都合だもの」

夏散歩3

夏の光はときどき碧く見えて
だれかに伝えたくなる。

夏散歩4

後ろ姿にも、らしさ。
友達の夏の格好が、おはじきみたいでかわいかった。


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2013/08/16(Fri) 00:24

腐るってことは
生きていた
たしかに
呼吸していた

腐った性根なら
腐らせたのは私

でしょう。
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頭痛

2013/08/15(Thu) 17:12




ピルケースの痛み止め
透明フィルムに爪を立てて
剥き出される錠剤を絵筆で溶かせば
半分はやさしさ?
いいえ違います
感覚を麻痺させる――毒のムラサキ

彼女の唇を色づけたなら
とてもきれい、うるわしの無表情

やまない蝉の声が
こめかみのあたりを突き刺していく





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夏風

2013/08/15(Thu) 17:10
夏に溶けだして





もう少しここにいてよ
そう言われたかった

後ろで結った髪に
夕暮れがしがみついて
ひと突き、

胸を突かれた

輪郭は夏に溶けだして
汗ばんだ
少女の匂いの風が吹く




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生身

2013/08/14(Wed) 21:20


止まらない欲に
生かされている。

生身とは
そういうもの。

私はただの欲だ。




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